ダイヤモンド・プリンセスってどこの船!?
【新型肺炎】
クルーズ船対応にルールなし 船籍国・英政府の動き見えず
2020年2月18日 産経新聞
https://www.sankei.com/life/news/200218/lif2002180034-n1.html
肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの集団感染で、横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客で陰性と判明した人が19日から順次、下船する。感染が拡大する外国船籍の大型客船が寄港した例は過去になく、政府は難しい対応を迫られたが、海外メディアからは批判も起きた。今後、同様の事態が起きない保証はなく、船籍国と寄港国の義務や負担に関する新たなルールづくりが課題となっている。
茂木敏充外相は18日の記者会見で、クルーズ船の外国籍の乗客の退避をめぐり、カナダ、イタリア、韓国などが航空機を派遣する意向であることを紹介し、「他の国、地域からも今後、同様の要望が寄せられる可能性はある」と述べた。既にチャーター機で乗客の米国人とその家族計328人を帰還させた米国に追随する形だ。
停泊は2週間を超え、一部の海外メディアは乗客を船内にとどめる対応を批判する。だが、米政府は日本政府に当初、「14日間の検疫期間を船上で過ごすことがウイルス感染の拡大を防ぐ最良の方法であるとの米衛生当局の判断に基づき、早期に下船・出国させる考えはない」と説明(河野太郎防衛相のツイッター)。チャーター機派遣時には「日本政府の対応に感謝している」と伝えた。
菅義偉(すが・よしひで)官房長官は18日の記者会見で、船内待機の対応について「適切だと思っている」と強調した。
ダイヤモンド・プリンセスは1月20日に横浜を出港し、香港、ベトナム、台湾などを回って2月3日に再び横浜港に入った。香港で1月25日に下船した男性が陽性と判明したのは2月1日だった。
政府は3日から船内で検疫を開始し、その後、医師の派遣や医療品の配布などの支援を続けてきた。
こうした対応は国際法上の義務によるものではない。ただ、入港を拒否すれば、人道上の批判を招くのは確実で、1000人を超える日本人乗客がいる以上、受け入れないという選択肢はなかった。
一方で、ダイヤモンド・プリンセスは英国船籍だが、これまでのところ英政府の動きは全くといっていいほど見えない。
国際法には、公海上の船舶の保護は、その船舶の旗国(船籍国)の責任で行うべきだとする「旗国主義」の考え方がある。しかし、今回のようなケースでは、関係国の中で、どの国が一義的な対応や負担の義務を負うかについて取り決めがないのが実情だ。
政府高官が「来る前からかなり蔓延(まんえん)しているはずだ。船内でパーティーを開いていたから」と語るように、日本の領海に入る前から船内では感染が広がっていた可能性は強い。今後の教訓を得るためには、日本の対応の適否だけでなく、英国政府や船長、運営会社などの責任も見極める必要がありそうだ。
外務省幹部は「一段落したら、国際社会で新しいルールづくりを進めるのが日本の仕事だ」と話している。(原川貴郎)
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新型ウイルス感染拡大、「大揺れ」のクルーズ業界
2020年2月17日 ロイター
https://jp.reuters.com/article/graphic-coronavirus-cruise-idJPKBN20B095
新型コロナウイルスが急拡大し、感染者発見が相次ぐクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」は横浜港での長期停泊を余儀なくされ、クルーズ業界に厳しい視線が向けられている。
総額460億ドルの規模を誇る世界のクルーズ業界は、カーニバル(CCL.N)(CCL.L)、ロイヤル・カリビアン・クルーズ(RCL.N)、ノルウェージャン・クルーズライン(NCLH.N)の大手3社が牛耳るが、新型ウイルスの感染拡大によってむしばまれている。
アジアはクルーズ船観光業にとって、成長の可能性が大きい地域との見方が多い。業界団体のクルーズライン国際協会(CLIA)によると昨年、アジア海域で運航されたブランドは39に上る。
新型ウイルスがクルーズ業界に及ぼす長期的な影響は、まだ、はっきりしていない。だが、アナリストの一部は投資家に、クルーズ船運航会社株の売却には慎重になるようアドバイスしている。
モーニングスターは、最近の投資家向けリポートで「投資家にはパニックボタンを押さないよう念を押してる。SARS(重症急性呼吸器症候群)や新型インフルエンザ(H1N1)、ジカウイルスなどの感染拡大の翌年に、カーニバルやロイヤル・カリビアンはプラス成長を遂げ、業界全体に対する需要の底堅さを示した」と指摘した。
ロイヤル・カリビアン・クルーズは先に中国発の8つのクルーズの運航を停止したが、13日にはさらに東南アジアで18のクルーズの運航を取りやめた。カーニバルも新型コロナウイルスの感染拡大が、通期利益に影響を与える恐れがあると警告した。
カーニバル、ロイヤル・カリビアン、ノルウェージャン・クルーズラインの大手3社は、世界中で200隻近いクルーズ船を運航している。ノルウェージャン・クルーズラインは、新型コロナウイルスによる事業への影響についてコメントを避けた。カーニバルとロイヤル・カリビアンは、これまでのところコメント要請に応じていない。
大手3社は、年間売上高の大きな部分をアジア地域が占める。とりわけ中国は、中間所得層の拡大や海外旅行の普及により、近年クルーズ市場が成長している。
「ダイヤモンド・プリンセス」を運航するカーニバルは、中国をアジアで最も重要で長期的な成長が見込める市場と位置付けている。
カーニバルは、別のクルーズ船「ウエステルダム」でも新型コロナウイルスの感染者が見つかった。同船はアジアの複数の国で寄港を拒否されて2週間にわたり港に接岸できない状態が続き、最終的にカンボジアに入港した。
カーニバルは、すでに中国の港でのクルーズ船運航を停止。新型ウイルス感染拡大により、他のアジア地域での運航の停止を迫られた場合、通期利益が1株当り0.55─0.65ドル押し下げられるとの見通しを示した。新型ウイルスの感染拡大を巡る懸念からこの数カ月、クルーズ船運航会社の株価は、ことごとく売られている。
クルーズ船は大勢の人が一緒に乗り込み、半分閉鎖されたような環境にあるため、ノロウイルスなど胃腸系の感染性疾患が、急速にまん延することがある。
CLIAによると、クルーズ船は昨年の乗客の平均年齢が46.7歳。医学雑誌ランセットによると、1月1日から20日にかけて中国・武漢のある病院では、新型ウイルスに感染した患者99人の平均年齢が55.5歳だった。
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by funesuki
| 2020-02-18 20:59
| クルーズ船
|
Comments(2)
すぐるさんこんばんわ!
最近のクルーズ船の報道にすっかり参っております…。船そのものの人気さえ左右しかねないです…もともと危ないのにフェリーなどにも波及しないか心配でしかないです…。
ちなみに私は2017年にダイヤモンドプリンセスに見学会で言っておりました。後にこんなことになるとは知らないので暢気なレポートになってますw
http://www.bere.sakura.ne.jp/atamadiamond.htm
最近のクルーズ船の報道にすっかり参っております…。船そのものの人気さえ左右しかねないです…もともと危ないのにフェリーなどにも波及しないか心配でしかないです…。
ちなみに私は2017年にダイヤモンドプリンセスに見学会で言っておりました。後にこんなことになるとは知らないので暢気なレポートになってますw
http://www.bere.sakura.ne.jp/atamadiamond.htm
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ベレー帽さん、こんばんは!
コロナウイルス騒動・・・ついに、というか当然というか・・・飛鳥Ⅱのワールドクルーズも中止になるようで、影響はどんどん拡大していますね。
フェリーも貨物のみ・・・なんて日が近づいてきてるのでしょうか??
ダイヤモンド・プリンセス見学されたのですね!飛鳥Ⅱは私も見学会参加したのですが、日本船ではないクルーズ船の見学会は貴重ですね。
記事拝見しましたが、寿司カウンターや大浴場もあり日本人にピッタリのダイヤモンド・プリンセス・・・早く通常のクルーズに戻れる日が来ると信じたいですね。
コロナウイルス騒動・・・ついに、というか当然というか・・・飛鳥Ⅱのワールドクルーズも中止になるようで、影響はどんどん拡大していますね。
フェリーも貨物のみ・・・なんて日が近づいてきてるのでしょうか??
ダイヤモンド・プリンセス見学されたのですね!飛鳥Ⅱは私も見学会参加したのですが、日本船ではないクルーズ船の見学会は貴重ですね。
記事拝見しましたが、寿司カウンターや大浴場もあり日本人にピッタリのダイヤモンド・プリンセス・・・早く通常のクルーズに戻れる日が来ると信じたいですね。

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